このレビューはネタバレを含みます
〈/差別していた人々に守られていた事実/〉
設定が面白そうだったので鑑賞。
舞台は未来の地球。
地上の管理社会【アイガ】に住む少年“エイジ”と、地下で仲間と共に隠れて生きている少女“パテマ”を中心に物語が展開していきます。
エイジとパテマが出会うシーンで明かされるパテマの秘密...なんと、パテマら地下の住民は重力が逆方向に働いている人間だったのです!(あらすじやポスターなどで既に分かっていたことなので驚きはゼロでしたが...)
設定は奇抜ですが、ストーリーは王道で正直少し飽きてきたなぁと思うところもありました...が、終盤にかけての展開が面白い!なんとか盛り返してくれたので安心しました。
地上の人間は地下に住む人間を“罪人”として差別していたのですが、ラストの種明かしでそれが覆される。なんとも皮肉な、素晴らしい終わり方でした。
アニメが苦手な方には無理にオススメしませんが、どんでん返し好きな人なら観て損はありません。
僕は好きな映画です。
【最後に】
空に落ちていくってよく考えるとめちゃくちゃ怖いですよね。
足下に広がる吸い込まれそうな青空...よく耐えれたな...パテマ....。。