RYUYA

海の沈黙のRYUYAのレビュー・感想・評価

海の沈黙(1947年製作の映画)
4.0
フランス人の老父とその姪が、家に滞在しにきたナチス将校の独り言をひたすら無視し続けるというなかなかとんでもない話。人の話を作為的に無視してみることってたまにあるけど、コイツらはそれを半年続けるというヤバさ。とにかくドイツ野郎がフランスの芸術を褒める褒める。

ただ、この映画自体はめちゃめちゃ雄弁。しかも怒っている。違和感なく一人称をすり替えてゆく構成が上手すぎる。メルヴィル。
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