みゆきち

ハンガー・ゲーム2のみゆきちのレビュー・感想・評価

ハンガー・ゲーム2(2013年製作の映画)
3.5
前作みたから続きも。字幕版にて。

前作で恋人同士のふりをして一人ではなく二人でゲーム終了したピーターとカットニス。今回は凱旋ツアーと称した負けた地区へ行くところから始まる。相変わらず趣味悪いな。ただ負けるのではなく負け=死なんだから、勝った人が来ても反感しかないやろうに…。

しかも一回出場して勝てば次から参加しなくてもいいとかいう話だったのが、政府側(というか大統領?)がカットニスが反乱のシンボルのようになってるからその芽を潰しときたい為にルール変更。地区の優勝者から男女二名ずつ出して記念ゲームを行うと。相変わらず都合悪くなるとルール変更。

また前回の訓練やらパレードやらインタビューやらがあって…。これ続きだからもうその部分要らんのやない?って位戦う前の部分だけで半分ほど時間使ってた。
今回は他のメンバーと仲良くなれとか、前回とは違うプロ集団だとか言ってて…。なんと言っても過去に勝ったけど次はないと思ってたのに話が違うと不満を持ってて中止を求めてるというのが、前回と違うところだから、そこを強調したかったのかな。正直ちょっと長いなーと思ってしまった。あと、優勝者から選ぶはずが育ての親が代わりに立候補するのが許されるのもちょっと良くわからん。それは良いのか。年齢制限元々あったはずだし、いきなり経験もない高齢者が記念とか言ってるのに立候補したらその人が出場できんの??やっぱルールゆるくない?

そしてハンガー・ゲームは24人から一人になるまでって話だったんだけど…。
ハンガー・ゲームとしてのゲームの内容的には前作と同じと言うか微妙…。同盟結ぶし。どっちかというと次に続くための作品として作ったのねって感じ。作品のタイトルはハンガー・ゲームだけど、内容はハンガー・ゲームはちょびっとしながらも本当の敵への怒りとか、周りの出場者たちとの友情?とかが描きたいメインなのかな。

そして、最後がね…
ゲームとしてはスッキリしない終わり。間違いなくこの作品は次の作品のための布石。ちょっとエエーってなっちゃったよ。でもこれみたらまぁ続きは気になるよね。この作品はシリーズ全部みないとダメな感じなのかもしれん。一話完結的ではないので、次作がめっちゃきになるわ。
みゆきち

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