＜点数上方修正しました＞
87点。快作。３時間の長さを感じさせないテンション。劇中セリフ中に500回以上「F○○K」と言ってるらしい。50回くらいコカイン吸ってるシーン。セックスシーンも30回以上。200個くらいおっぱい出てくる。なのにB級じゃない。話の展開は少ないのに全く飽きないし、何よりディカプリオの怪演！
あれで、ちゃんと【映画】であるところが凄い。何が映画を【映画】たらしめてるんだろうかと、また考えてしまう。例えば、ほとんど主人公の浅い軽い部分しか描いていないのに、ちゃんとその裏の深さをこっちが推し量れる。勢いだけに見えるのに、なにか虚無の中の寂しさまで感じられる。気がする。
71歳の御大マーティン・スコセッシ監督が作ってるんだから、ぼくの考えの浅さではまだ分からないのだろう。しかしあの歳でこの映画が撮れるって、ぶっとんでます。
