380

マラヴィータの380のレビュー・感想・評価

マラヴィータ(2013年製作の映画)
3.9
あと何時間で配信終わります、とかだったので慌てて観たら、丁度こうゆうのが観たかった!ってタイプの凄く可愛らしい作品でした。

マフィア、ギャング、ヤクザものは兎に角苦手なのですが、コメディー色が強そうだし家族が描かれてるっぽかったのでチャレンジ。で正解でした!本当に楽しく観る事が出来ました!

スコセッシが製作総指揮、リュック・ベッソンが監督、デニーロ、TLジョーンズ、ミシェルファイファーの組み合わせで面白くない訳が無く、特に僕はミシェルファイファー大好きなので、彼女の出演作を久し振りに観れて良かったです。

グレン・クローズ、アネット・ベニング、シガーニー・ウィーバーとかと同じでオスカーに凄く近いのに無冠→何でなん?って感じの人。一時期良い所迄行ってたのに暫く大人しかったですよね。最近マレフィセントとかマザー!とかでしっかり第一線でやってってます。僕はキャットウーマン、ラブフィールド、up close&personal辺りが好きでした。勿論Dangerous Mindsも。危なげなく結婚生活はコンティニュー出来ていそうなその相手である夫は、アリー・マクビールやビッグ・リトル・ライズを世の中に送り出してくれたデビッドEケリーなので、めおと共々僕は尊敬しております。

中身ですが姉弟とか、家族の関係がなかなか良くて、そこに惹かれました。ディアナ・アグロンは綺麗な娘ですな!gleeから出て来たのか…
田舎の生活もガーデン・パーリーの陽光や風も良い雰囲気でウットリしちゃうし、音楽も可愛かったです。


ただ、終わってみたら凄い難点がありました。何にも残らないんですよね。
お隣さんや斜向かいに潜入してたFBIの人達もアッサリ殺されちゃうんですよね…。彼等良い人達だったので、事件が終わってみてそうゆう人達との絆とかを描けばもっと良かったのでは?と思いました。娘の彼氏も然り。

そこもまた北米と欧州との違いになるのかな。アメリカ映画の脚本では、死ぬ理由が無い人は殺されませんから。

なので4点台に乗せない事にしました。
でも楽しかったです!
380

380