なんて言い表せばいいかわかんないんだけど、見た後にほっとするというか、心がきれいになった気がするというか。とにかく言葉が見つからないんだけど、いいもの見たという感じ。
どこにでもいる家族に訪れた突然の宣告。そして次々と判明していく家族の置かれた状況。今まで言えなかったけどこんな時だからこそ言える家族への想い。こんな時だからこそ想う、家族。石井裕也監督らしい細かなキャラクター設定に丁寧な描写。そしてリアリティのある演技で見せてくれる俳優陣。泣けるんじゃなく、心に響く映画。
妻夫木くんはやっぱいい演技するね。でも本作においては、池松壮亮がいいですね。まさに『大学生の弟』って感じで。