堪らない。やっぱり本当に良い映画を観ると人は語彙力を失いますね(笑)
この映画の如く、スパイク・ジョーンズ監督の如く、詩的にユーモラスに世界を眺められたらどんなに素敵なことなのだろうと。
映像、音楽、衣装、美術、演技、セリフの端々から何もかもが私の琴線に触れる。この映画の世界にずっと浸かっていたい思わせる。
これは単にOSと人間の切ない恋愛話ではない。むしろとてもハッピーに満ちた人間賛歌だと私は思う。この世界は素直な心でよく見てよく耳を澄ませば素晴らしいものや人で溢れているのだと改めて気づかせてくれる。
やっぱり映画って“直感的に観る”ってことが大切なんだなと感じました。
私は最近忙しなくどこか心が刺々しくなっていたのですが、久々に本作を観て心と体がほぐされたというか、さらに大好きな大切な作品になりました。映画って素晴らしい。感謝。