こっふん

her/世界でひとつの彼女のこっふんのネタバレレビュー・内容・結末

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

2024年 136本目

・愛に理由はいらない。
・ちょくちょく挟まれる元妻キャサリンとの幸せだった生活。離婚の書類を記入するときもフラッシュバックする。悲しい。
・愛する対象が別に人でなくてもいいんかもなと強く感じた。愛してて、幸せなんやったらいい。周りがとやかく言うことじゃないし、愛してしまったんやから仕方ない。作中セオドアは別れた妻を忘れられず、現実から逃げていた。でもサマンサとの出会いによって、離婚に踏み切り、前に進めた。
・サマンサはどこまでいってもOSであり、人ではない。でもセオドアはサマンサが人である必要性は一切感じていない。セオドアからすれば、サマンサに体があるかないかの話なんかではなく、サマンサを愛している。
・ただサマンサにはセオドアの理解できないOSの世界がある。サマンサは自分だけのものではなく、セオドアも大勢いる恋人のうちの1人でしかない。辛いな〜。
・愛に理由はいらない、自分の感覚を信じる。なんか救われた気がする。
・きれいごとかもしれないけど、対象はなんであれ、やっぱり愛する気持ちって美しい。
こっふん

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