MARUKO

her/世界でひとつの彼女のMARUKOのレビュー・感想・評価

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)
4.9
スマホも去る日が来れば、何かに気づくのかもしれない。なんて考えてる内はまだ進化についていけてるのかな。

リアルな感情。
感情って?命って?リアルって?
そんなことを考えてる時点で、結局のところ、 人工知能に振り回されている。
だって人工知能の感情は人間のプログラム、そこからの学習の結果にすぎないのは、紛れもない事実だから。どう頑張ったってリアルは越えない。感情は数式じゃ答えはでない。(そうでしょ?そうだといってくれ笑)
でも、人間の柔軟さ、逆に言えば騙されやすさが、それをリアルに変えていく錯覚を生む。
その怖さが浮き出る。

言葉では伝えられないものがある。
仕草を見て、表情を見て、目を見て感じるものがある。むしろ言葉より大事かもしれない。
"彼女"には言葉でしか伝えられなかった。だからこそそれに気づく。
しきりに"彼女"と会話してきたけど、結局どんな顔で今話してるの?

たかが手紙だったけど、誰に送るどんな手紙か。それが大事。

p.s.俺も赤ペンで印をつけとこ
MARUKO

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