二度目の方が笑える
お手軽に見られるスプラッター映画として100点満点をあげたいピエロスラッシャー映画。製作陣が確信犯的にふざけているシーンなども結構あり、スナック感覚でサクサクいける。
スプラッターシーンはそこまで尖っていないのだがそのぶん遊び心があって、グロ表現が楽しめる人ならむしろ笑ってしまう部類のコメディに入るのではなかろうか。
某作品の上昇負荷を受けたような造形になる人間バルーンだとか、やたら駄目押しのスタンピングだとか、かなり笑ってしまったのは不覚。
死んでしまうキャラクターはもれなく性格クソばかりなので、悲壮感もない。というかもれなく全員性格クソ。お前おっぱいに触ったらびっくりどっきりショーにならないだろ。
オススメとしてあげたりはまずしないだろうが、サメとかゾンビとかナチスとか、そういうB級がたまらない人には一見の価値あり。