小さな息子がてんかん発作を起こし
病院へ連れて行ったその日から薬漬けにされる
ある薬を飲むと、副作用が出る
その副作用を止めるための薬がまた出る
一つの薬を試して
効果がないとわかると、また別の薬
そして、別の副作用
また、薬で止める
そして、最終的には手術・・・
患者は薬の実験台と同じだ
薬漬けで日々生気を無くしていく息子
もう死んでしまうのではないかと絶望的な家族
メリルストリープ演じる息子の母親は
そんな状態を見ていられなくなり
図書館で、その病気に関する情報を調べ
食事療法を行う医師の存在を知る
周囲の協力を得て、その治療を行えることになり結果、まったく発作が起きず
普通の元気な少年に戻ったのだ
と、そしてこれがまた“実話”なのだ
実際に、その治療を受けて元気になった人や
その治療の顧問などが
役を与えられ、映画に出演している
医学について無知の私は何も言及出来ないけれど、良かれと思った投薬でも、その副作用により更に悪化というケースも少なからずあるのではないだろうか
素人故、医者の提案には
二つ返事で従ってしまうのは仕方ないが
何かおかしいと疑問を持った時は
セカンドオピニオンを探したり
色々調べてみることも必要なのかもしれない