過去鑑賞。思い出しレビュー。
『アンノウン』を再鑑賞したら、出演してたグレッグキニアがクズな主役をやってた映画があったな…と記憶が急に蘇ってきて、探してみたら本作でした。
これは、絶対結末を知らずに観ることをオススメします。
サスペンスはサスペンスなんだけど、非常に良く出来た完全犯罪のシナリオが分かった時、コメディでもあったのだと感じます。
保険代理店の営業マン(グレッグキニア)が老人を言葉巧みに騙して、価値のあるヴァイオリンを騙し取ろうとするのだが、それがきっかけで殺人事件の加担をする思わぬ事態に転がってゆく。
この主役の営業マンが非常に信頼のおけない人物で、一度嘘をつくと、嘘に嘘を重ねていくしかなくなっていく様子が、客観的に見ると滑稽である。
ネタバレ注意❗️
せめて正直に生きていればこんな自体にはならなかったのでは…とも思うけど、正直な人間は詐欺集団の標的にはされないだろうね。
それにしても、アランアーキンはお見事でした。