ダークナイト、ダンケルク、インセプションと、
まさかここに来てクリストファー・ノーラン監督の作品を立て続けに映画館で見ることができる日が来るとは…
明らかに観客の熱量の高まりを感じる開演前。
もう4回目のTENET予告編にちょっと慣れてきた自分がイヤ。
新鮮な気分で見なきゃww忘れろ忘れろ。
時間逆行こっちにもお願い。
いよいよインターステラー。
家のテレビ画面じゃないぞ。
IMAX!うひひ。
テンション上がりすぎてポップコーンもうナイ…
相対性理論、量子論とか考察が必要な部分もしっかり押さえつつ、誰もが映画として楽しめるエンターテインメントとしてまとめ上げる見事さ。
山のような大波、ブラックホール、五次元空間…
素直に、夢みたいな映像世界。
これよこれ。
母船がクラッシュして一瞬の絶望から、ドッキングへ向けて加速する時の高揚感。
ドローンを見つけて即座にトウモロコシ畑を斜めにつっきる冒頭のシーンが重なってまさに手に汗握る展開。
とにかく細かい伏線の張り巡らせ方。
そしてハンス・ジマー御大のスコアね。
特に宇宙空間での無音との対比もあり余計に印象的。
映画館で見て改めて思ったのは、音の選び方は当然として、体に感じる低音の周波数も明らかに意図して製作されてること。
音の大きさではなく、身体の表面を衣服をビリビリ震わせる帯域が効果的に使われてて映像の没入感・緊迫感とともに音響含め全身で体感する物語だった。
家でヘッドホンつけて見てた時は気付かんかったわ…
そして愛の大切さや、夢を見ることの尊さ。
実はシンプルなメッセージをこれだけのスケール、完成度の高さでぶつけられてしばらく席から立てなかった…
いやー面白い。
ノーラン監督の、全世代の人々へ向けた映画愛が感じられる作品でした。
配信全盛の時代ではあるけど、
映画館で見ることってやっぱり必要だなー。
見に行ける方は今のうちに是非IMAXで!
さぁ、いよいよ次はTENET!
時間軸を多用するノーラン監督が、
どうやって時間から〈脱出〉するのか
楽しみすぎて震えてる。