mayumayu

グランド・ブダペスト・ホテルのmayumayuのレビュー・感想・評価

3.2
1932年、ヨーロッパを舞台にした絢爛豪華なちょっとブラックコメディよりのミステリー。
美術・衣装が美しい。まるでマカロンのような色づかい。

主人公は伝説のコンシェルジュ役のレイフ・ファインズと彼の忠実な弟子にして友人、ベルボーイのトニー・レボロリ。この人、スパイダーマンのフラッシュだ!
半ばアイコンのような歯を剥き出したウィレム・デフォーにはしまいに笑ってしまった。
シアーシャ・ローナンが爽やかだった。
それなりに楽しめたが、期待ほどではなかったかも。ちょっと人物造詣が薄めで、ちょいちょいグロいところが、この映画のバランスだと私の好みじゃなかったんだと思う。
御伽噺というにはブラックだけれど、ストーリーを追いつつ思わぬところでぽんぽん出てくる超超豪華な俳優陣と、見事なセット・美術をただただ楽しんだ。
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