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グランド・ブダペスト・ホテルのsonozyのレビュー・感想・評価

5.0
ウェス・アンダーソンの名作BDがAmazonで1,000円だったので購入/再見です。

「グランド・ブダペスト・ホテル」伝説のコンシェルジュ、ムッシュ・グスタヴと、見習いベルボーイ「ゼロ」の友情・絆を軸に、ある事件を機に怒涛の展開になるアドベンチャー・コメディ。

1985年、1968年、1932年と3つの時代で画面サイズを変えながら、友情、ラブ、殺人、政情不安、刑務所、脱獄、追跡、銃撃戦。。。ラブリーな世界観の中で存分に楽しめるストーリーです。

主役のムッシュ・グスタヴ(レイフ・ファインズ)とゼロ(トニー・レヴォロリ)のコンビのやり取りのテンポと可笑しさ。
ホテルに昇るリフト、パティシエのアガサ(キュートなシアーシャ・ローナン)が作るケーキ、真っ赤なエレベーター等のラブリーさと、ドアに指が!のシーンや、スキーコースでのチェイスシーン等の面白さ。
マダムD役のティルダ・スウィントンの相変わらずの怪演、マダムDの腹黒い息子ドミトリー役のエイドリアン・ブロディとその手下役のウィレム・デフォー、弁護士・遺言執行人役のジェフ・ゴールドブラムほかのハマりっぷり。

ウェス・アンダーソンの作品は、真正面/シンメトリーの多用やほぼ固定カメラ+水平・垂直移動、キャスティング/キャラクター設定、会話のテンポ。。隅々まで監督の美学でアートディレクションされているのが魅力ですが、今作は特にプロダクションデザイン(美術・小道具・衣装デザイン..)が素晴らしいですね。

ベルリン国際映画祭: 審査員グランプリ
ゴールデングローブ賞: 作品賞(ミュージカル・コメディ部門)
放送映画批評家協会賞: 最優秀コメディー賞、美術賞、衣装デザイン賞
アカデミー賞: 美術賞、衣装デザイン賞、メイキャップ&スタイリング賞、作曲賞
英国アカデミー賞: 脚本賞、美術賞、衣装デザイン賞、メイキャップ&スタイリング賞、作曲賞
ほか