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キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャーのp99のレビュー・感想・評価

4.0
自分の身も守れないで、シールズ(味方の組織)っていったい何を守ってるんだ?裏切り者がシールズの中に潜入しているレベルを超えて、一つの支所くらいの勢いでハイドラ(敵対勢力)の社員が普通に働いているから驚きである。

キャプテンアメリカとその仲間たちは敵対勢力との孤独な戦いを強いられる。誰が敵で誰が見方か分からないその戦いは過酷を極めると思いきや、敵はほぼ真正面から向かってきてくれているから分かりやすい!さらに敵全員が巨大輸送機に乗ってくれているからその殲滅は容易だ!

敵対勢力は今回、「ウインターソルジャー」と呼ばれるアームレスラー的な奴を雇っている。そいつが思いのほか強くて、見方への損害の90%くらいは彼のせいだと言っても過言ではない。しかも、彼はキャプテンアメリカに、とある因縁があって…左腕の筋力がものすごい彼との戦いは見ものである。

終盤は軽い『ミッションインポッシブル』のような感じで、チームで戦う展開がアツイ。組織の話も多く語られているから、アベンジャーズシリーズの中でも面白く、外せない作品であると思う。『キャプテンアメリカ』シリーズは前作から政治的な思惑がよく描かれていて、深みがあるから、それが好きな人は本当に楽しめるだろう。

キャプテンの人柄はやっぱり好き。真摯なところに好感が持てるよね。しかし、こんな危機が訪れている中、トニー・スターク(ご近所さん)はいったいどこで何をしているのかが気になるところだ…
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