ふゆき

蒸気船ウィリーのふゆきのレビュー・感想・評価

蒸気船ウィリー(1928年製作の映画)
2.0
現在の視点から忌憚なく言わせていただければ…アタマオカシイ…。
とにかく「いろんな音を出している場面」のアイディアをひたすら繋げていく…だけ。
アニメとしてはトーキー初のヒット作…という以外は、特に見どころはない。
興味深いのは、登場するキャラクターはすべて動物だが、「ペットや家畜であるそれら」と「それを使役する立場のそれら」には、知性の面においても大差はないように見えるのに、なんの説明もなくはっきりした格差があるところ。
現代から見るとはっきりとグロテスクなその無思慮さが、まさにアメリカ的と言ってもいいかもしれない。
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