現在の視点から忌憚なく言わせていただければ…アタマオカシイ…。
とにかく「いろんな音を出している場面」のアイディアをひたすら繋げていく…だけ。
アニメとしてはトーキー初のヒット作…という以外は、特に見どころはない。
興味深いのは、登場するキャラクターはすべて動物だが、「ペットや家畜であるそれら」と「それを使役する立場のそれら」には、知性の面においても大差はないように見えるのに、なんの説明もなくはっきりした格差があるところ。
現代から見るとはっきりとグロテスクなその無思慮さが、まさにアメリカ的と言ってもいいかもしれない。