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鑑定士と顔のない依頼人のSONIAのネタバレレビュー・内容・結末

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

鑑定士であり完璧主義者の男が広場恐怖症の若い女性の依頼人と出会う。絵画とか病気とかいろいろミステリアスで興味深いコーティングはされているものの、平たく言えばじじいが初めて恋に落ちて舞い上がって騙される話。

最初は芸術品と謎の女性のミステリー?と思って見ていると、おじさんと若い女性のラブストーリーの気配。人との関わりを避けているのは神経を病んでる女性だけでなく、男性もだった。そんな人嫌いの似た者同士の2人が心打ち解けてきて‥そんな上手い話があるのかなと懐疑的に観ているとやはりそんなわけもなく。というように、話が思わぬ方に転がって行く。

いろいろ話は膨らんでいるが、結局おじさんが若い女にモてると思ったら大間違い、裏がある。というシンプルな話だった。

いい意味で二転三転としていき、気持ちよく騙された感。
おじさんはかわいそうだが、それでもいい思い出が出来てよかったのではないか。若い女と付き合うには何かの見返りがなくちゃなのだよ。
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