Moomin

鑑定士と顔のない依頼人のMoominのレビュー・感想・評価

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)
4.4
正にミステリー

鑑定士の仕事、カフェでの振る舞いから、ヴァージンの人柄や人生歴の説明の仕方が1から上手かった
そこに顔の見えない依頼人から鑑定の依頼を受けることで転がるこの作品 謎多き登場人物や安心できる登場人物 観客の心を右往左往させた後に、物語は終盤に
どこか無機質な空気がサスペンス独特の味を出し、伏線が回収されていく

人物による台詞の細かさ、演技の振り幅
美術品から自然と生み出される魅力
淡々と進む物語に潜むプロットポイント

転がっていたのは物語ではなく、ヴァージンと観客なのかもしれない
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