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夜の終りにのMcQのレビュー・感想・評価

夜の終りに(1961年製作の映画)
4.8
夜の始まりはしかめっ面から、、夜の終わりにじんわり、ほっこり。

映画となるとドラマチックに描かれがちな男女の出会いなど、ここでは邪道!

このナチュラルでいて風変わりなじんわり感はめっちゃタイプ(自然なセリフ回しにするべくイエジー氏に脚本を依頼したとか→ここでもボクサー役で出演!笑)

女たらしなキザ男とクールな不思議ちゃんという、なんともとっつきづらい男女でありながら、見ているうちに不思議な現象が、、

美女という設定なのに、そうは見えなかったクリスティナ・スティプウコフスカがじわじわ、かわいく見えてくる!笑

男は男で(タデウシュ・ウォムニツキ)小憎たらしいと思ってたのに、だんだんいい奴に見えてくる!笑(ちょっとトムヒ似)

お二人とも髪型がダサかった、、笑(そこが原因??)

エンディングはワイダ監督の意思に反した形にさせられたとの事だけど、これは正解だと思う。

なんとも愛くるしい、、
終いにはずっと見ていたくなった。
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