彦次郎

ビーチ・シャークの彦次郎のレビュー・感想・評価

ビーチ・シャーク(2011年製作の映画)
2.8
街に戻ってきたろくでなしの町長の息子ジミーが街の復興という名目でビーチフェスを企むもビーチには謎の人喰いザメが大量出現するというホラー。
鮫は海に現れるという固定概念を飲み込む謎設定です。そんな所でフェスを開催する神経が1番ヤバい気もしますがジミーのおかげで人死が頻出する派手さが約束されたともいえます。このジミーは金と女に弱く父親の権力の傘を着るようなマトモな作品なら外道枠で真っ先に惨死する対象となりそうですが案外と漢気を見せたりとなかなかユニークなキャラクターでした。
ビーチのエキストラの方々が適当そうだったりと細部の緩さもありますが馬鹿映画としては悪くない(そんなに面白くはないけど)作品でした。
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