せーや

ドン・ジョンのせーやのレビュー・感想・評価

ドン・ジョン(2013年製作の映画)
3.5
家族、大切。自分の部屋、大切。車、大切。女、大切。ポルノ、超大切。
毎晩ナンパを繰り返しH三昧のジョンはポルノ中毒。
しかしある日、理想の女性に出会う。
レヴィットが珍しく超肉食系男子を演じた作品。
これは男女で明かに受け取りかたが違ってくると思う。
男なら「あ~、わかるわあ」って言い分がたくさん。
結局男ってどんなに綺麗な理想の女性、理想の家庭に出会ってもポルノはやめられないんだよね(笑)。
前半は9割方レヴィットに賛同してスカヨハがだんだんウザく見えてしまう。
しかもHとポルノだらけだからちょっと退屈に感じてしまった。
でも後半になるとなかなか考えさせられるシーンが少なからずあって、面白くなってく。
ジュリアンムーアのセリフには「なるほど、確かにな」と納得。
そしてみんな言ってるけど、全然しゃべらずスマホばっかやってる妹のラストの一言がいい。
後半がせっかく面白いから、前半もうちょっとどうにかしてほしかったかな(笑)。
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