すぎやままゆこ

ホドロフスキーのDUNEのすぎやままゆこのレビュー・感想・評価

ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)
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ホドロフスキーの剣幕、独特の言葉遣い、拙いが情熱的な英語、愛嬌、一方ですごく常識的で戦略的な部分、などから映画の捉え方、どれだけ心血を注いできたか、が伝わる。
これだけの情熱や愛にこそ人はついてくるのだな、、、
改めて制作陣と俳優陣の面々、理解不能な豪華さだもん、、
ダリの「僕は若い頃よくピカソと海辺に出かけて砂の中に時計を見つけたんだけど、君は砂の中に時計を見つけたことはある?」という何を試されてるのかもわからない肝を冷やす開口一番の質問に、咄嗟に「砂の中で時計をみつけたことはない。でもたくさんなくした。」と答えて評価されたのあっぱれすぎる。。
これを見てから最新のDUNEみてたら悪い方向に感想が変わっていたと思う。
世界中のコンテを集めてもあの本に敵わない、、、
しかしエルトポとかにでてたホドロフスキーのハンサムでかわいかった息子がハゲ散らかしたロリコン男みたいな見てくれになっていたことも衝撃...