ロビン

7番房の奇跡のロビンのレビュー・感想・評価

7番房の奇跡(2013年製作の映画)
4.1
「アイ・アム・サム」と「グリーン・マイル」を合わせたようで、想像よりもコメディ要素強目でめちゃめちゃファンタジーな映画。
しかしながら、終盤は号泣必須の良作。
初めから終わりまで人々の優しさがいっぱい詰まっていて、そしてほっこり笑わさせられて泣かせられる、けどベースはハートフルな作品。

無実の罪を着せられ服役することになった知的障害を持つ父親ヨングと、6歳の娘イェスンとの深い絆を描いている。
服役後刑務所内で起きる数々の出来事は奇跡といよりはもはやファンタジー!
何より7番房のみんなが個性的でとっても良かった!
それとイェスン役の子役カル・ソウォンがとにかく可愛いのと、イェスンの学校の先生役の女優さんも半端ないぐらい可愛い。

韓国でもセーラームーン人気あったのがめちゃめちゃ意外。
そして、そのセーラームーンを韓国映画で大きく取り上げていることに大きく加点!
セーラームーンの曲が劇中に流れるのもとっても良い!

気球から夕陽を眺めてるヨングとイェスンのシーンは最高に美しいシーンで、一番好きなシーン。

【ネタバレ】
   ↓







ラストの親子のシーンで、ヨングが初めて泣き叫ぶシーンでめちゃめちゃヤラれて涙腺崩壊してしまう。。
そして、その声を聴く7番房のみんなの姿にも泣かされる。。

それと欲を言うなら、無罪の判決が下ってヨングを脅迫した警察庁官長に鉄槌が下ればもっとスッキリできたかもしれない。

 
ロビン

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