Yukiko

胸騒ぎの恋人のYukikoのレビュー・感想・評価

胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)
3.9
2021年4月20日
『胸騒ぎの恋人』  2010年カナダ製作
監督、グザヴィエ・ドラン。
他の監督作品に『マティアス&マキシム』
『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』『Mommy/マミー』
がある。

ゲイの青年フランシス(グザヴィエ・ドラン)と友人の女性、
マリー(モニカ・ショクリ)。
2人はパーティーで美青年の二コラ(ニールス・
シュナイダー)と出会い親しくなる。
二コラへの思いが強くなった頃、3人は旅行に行く。


この映画の挿入曲、ダリダの「Bong Bong」(バンバン)。
映画が始まって間もなく、マリーがお洒落をして街中を
煙草を吸いながら歩く時に、この曲が流れる。

このシーンがとても印象に残り、グザヴィエ・ドラン監督の
センスの良さに敬服した。 
その歌と映画の情景が凄く合ってる💛
そして、この曲について調べた。

ダリダと言えば、「甘い囁き」の歌が有名。
♪パロ~レ パロレ パロ~レ♪ と歌う。
アラン・ドロンのセリフが入っている歌。
この曲、1曲しか知らなかった。


そこで、昨日は『胸騒ぎの恋人』の「Bong Bong」の歌の
箇所で観るのをストップして、その後はずっとダリダの
曲をYouTube や amazon musicで聴いていた。
ダリダについて調べ、その生涯を知り、伝記映画
『ダリダ~あまい囁き~』2016年フランス制作の映画がある
ことも知った。


そして今日、『胸騒ぎの恋人』の映画の続きを観る。

男女の触れ合うベッドシーンの撮り方、体に触れる指先の
そのしぐさでエロチックさを出している。
色も赤色だったり、原色で熱情を表している撮影の仕方。

特に驚いたのは、二コラの服の残り香を嗅ぎながら自慰を
するフランシス。 おぉ~~~!!👀

後半の旅行先のイチョウ並木がとても素敵!
そんな素敵な場所で、取っ組み合いのけんか!!

そしてラスト、二コラに再会した際の二人の態度が笑える。

なんだか、恋愛している時の方が、真面目な顔つき、態度で
大人びて見えたよ、二人とも。

二コラ役の子、かわいい(^^♪

後、4日でこの映画のamazon prime配信が終わります。
今すぐ見ればタダ。
Yukiko

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