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それでも夜は明けるのyのレビュー・感想・評価

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)
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この映画きっとソフトな表現なんだと思う、これでも…。二度は絶対観れないけど観てよかったとも思う。
こんなことがまかり通ってた時代があったなんて本当、人間、何?何もかもがヤバいけど、農場の経営者が主人公に自分の代わりにムチを打たせたシーンがまじで非道の極みすぎて…。
プラピの役がなかったら救いなさすぎてつらすぎたけど、逆にこの人が現れたことが奇跡なだけで、他の捕まってる人たちにとってはあのままの現実が続いていくんだよね……
尊厳、ほんとに大事だよ…。生きてるだけじゃだめなんだよ…。
奴隷って法で認められてたの?そんなものが普通に通っていたなんて……それがなくなった今があるのは命がけで戦ってきた人がいるからなんだよね。おかしいことには「NO」を言わなくてはいけないのだと背筋が伸びる思いだった。現行の制度でおかしなものがあったとして、自分には関係ないからって無関心でいると、この時代に奴隷を容認してきた人と何ら代わりないような気がした…。
こんな最悪なことを繰り返さないことも絶対だけど、今後の未来には今よりももっともっと個人個人の尊厳、生き方を最大限に大事にできる世界を生きたい…。そうできる為にどうしていけばいいのかちゃんと考えていきたい。
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