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ダラス・バイヤーズクラブのTSのレビュー・感想・評価

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)
3.0
思っていたものと全く違うかったのが運の尽き(°_°) 余命30日という文面を見ていたので、何やらその間に人生を謳歌する『最高の人生の見つけ方』のようなものと思ってしまったので、舵がきかなくなってしまいました(°_°)

なので自分自信の満足度は少し微妙なところなのですが、観ていればなるほど考えさせられる内容だなあと感じました。

エイズ感染者であるロイは医者に余命30日と宣告されてしまう。それを信じない彼は裏ルートで、当時安全保証が不十分であるAZTを入手、それを売りさばくダラスバイヤーズクラブを設立する。

まあなんとも、、タイトルをみたら売買する会員制の何かと気づくべきでしたね(笑)ネタバレはともかく、あらゆる作品を観る前に少しばかりの予備知識は必須だと感じましたね(°_°)

当時エイズは、ホモであるという概念が強かったよう。血液感染するので、患者に近づきたくないというのも本音なところ、、、後々、異性との性交でもエイズ感染することが判明してくるのです。

普通にみてたら、彼のしてることは違法すれすれ、、闇のクラブということで捕まってもおかしくない。ただ、面白いことに、それらを彷彿するときに登場する物の大体は、体に有毒ないわゆるヤクであり、今作のその物は、紛れもない治療薬です。なので、政府もなかなかロイを捕まえれない。でも治療薬を売りさばくには処方箋だの、正規の医者を通さなければならないため、そこが難しいところ。。

今年公開予定の『スーサイドスクワッド』のジョーカー役のジャレッドレトも興味深い役を演じています。流石助演男優賞といったところですが、、女装なのにもちろん助演男優賞という、、そこが少し面白い(笑)

実話のようでして、そこまで感動する話ではないかもしれませんが、いろいろと考えさせる問題です。あとは医学の常識をぶちやぶった、人間の神秘をロイから感じ取ることも出来ます(*^_^*)
だって余命30日といわれたのに、関係なく破天荒に生き続けますもの、、、

エイズ、処方箋などの医学関係に少し興味のある方は観てみるのも良いかと思われます( ^ω^ )

あと、日本が出てきたのは少しおおっ、てなりました(笑)
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