ゆき

光にふれるのゆきのレビュー・感想・評価

光にふれる(2012年製作の映画)
3.7
慢慢地前走

「自分のやり方」が必ずあること。
カフェの窓際の席で外を眺めながら、そんなありふれたことが叶わないのは悲劇ではない。
互いに刺激し合える存在でいくらでも人生は豊になる。そう証明してくれる綺麗な物語。儚いくらい色味が淡い。
ユィシアンを送り出した家族の強さと愛情がぐっとくる一作。
SMの仲間が良い味を醸し出してました。

***
表舞台を避ける天才ピアニストと、経済的な理由からダンサーになる夢を諦めた少女が偶然にも出会う。互いに刺激し合いながら、二人は光を掴もうとあがきだす。
ゆき

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