takanoひねもすのたり

ファーザーズ・デイ/野獣のはらわたのtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

3.6
混ぜたら危険、トロマ✕アストロン6!
ロイドカウフマン出資で出来上がったのがこちら、バイオレンス、スプラッター、コメディ、エクスプロイテーション!

血飛沫内蔵ぐっちゃらけが観たくなり、久しぶりに引っ張り出してきました。
再鑑賞。
改めて観てもやっぱりいろいろ全て酷いwww
だが、そこがいい!!

ファックマン、それは父の日に現れる父親を狙った連続殺人鬼。
そいつに幼少の頃、父親を殺され右目を抉られたエイハブと幼い頃に生き別れた妹チェルシーは密かに復讐の機会を待っていた。  

ファックマンという名前からして酷いwww

なんのかんのすったもんだのあって、チェルシーがファックマンに攫われ、後を追うエイハブとその仲間、アンドリューとジョン神父。

そこでファックマンと対決!
奴を倒し平穏が戻った…筈だった…が、しかし。

のっけから最高です、ファックマンが犠牲者を貪るスプラッター場面、逃げ出し追いつめられ、そして「ハッピーファザーズデイ!」でトドメを刺される。
くー、カッコいい!
でもそればファックマンではなく人違い。
エイハブは10年間お務めに。ちーん。

妹の職場がストリップバーなので、おっぱいは放り出し状態です。
挨拶代わりのチェーンソーを常備してきいるストリッパーもいて、なかなか素敵な職場。

エイハブが一瞬だけファックマンから「もっと…♡」と言われるシーンが悪夢すぎる。

復讐譚から突然の地獄篇から悪魔降臨へのギアチェンジには呆然。
しかも登場人物グダグダだしwww

しかも、ラストのオチーーーー!!
分かってた、分かってたけど、ちょっとは期待するじゃん?
ああも、でーーーーんと鎮座坐してると、もうお腹痛いです。

いや何度か腹筋はどっかに行ってたんですがw

全てが酷いけど、そこがいい!としか言えないです。
B級なのかZ級なのか判別は付きませんが、個人的にはこれは愛すべきヘッポコです!

ファックマンと親父のケツがぷりんぷりん出てくるのがなかなか(瞑想)でございました。

スプラッター好きでとりま下品なこともあるし、脚本がバカで演出がふざけてて監督もノリノリになってる、こーゆー巫山戯たノリが好きな方以外には、あまりお勧めは致しません…😅