意外と面白かった♪
ﾛｼｱのｳﾗｼﾞｵｽﾄｸで、1台の車を追ってｽｰﾂｹｰｽのｺﾞﾛｺﾞﾛ音と共にﾊﾞﾀﾊﾞﾀと駆け回るあきこ。
あきこが何故ﾛｼｱにいるのか、、その理由にまず驚愕（笑）
前半は、ﾌﾞﾚる映像に、あまり色のないﾛｼｱの町並み、音もほとんどなく(あっても静かに不気味さを煽る程度)、ﾛｼｱ語ばかりの不穏な様子なのに、、、全く緊迫感を感じない。
理由があまりにもわからないと意外にも何も感じないものなのかな。
設定も身に降りかかる災難もかなり突飛なんだけどな、、
ただ後半は急展開！
映画としては短いのでいろんな所を削りあっさり進んではいくんだけど、ｲﾏｲﾁ理解できないっていうところが功を奏したのかも。
簡単に作ったのかと思いきや最後の最後まで丁寧に考えられ、あっちゃんも丁寧に演じていた気がする。
粗をさがせば、たくさんあるんだけど(ﾛｼｱらしからぬ目立つ車だったり、運良くﾄﾝﾄﾝ出会えたり)、でもそこかしこにﾗｽﾄに繋がる伏線はあるし、それをきちんと回収し、結果的には満足に観終われた♪
普段あまり馴染みのないﾛｼｱの町並みを観れただけでもまぁ満足。
与謝野晶子の詩が出てくるんだけど、その意味が分かれば見方もかわり、また違う感想になるのかもな～。
