※三部作まとめてのレビューです
原作のキャラや演出の再現に拘っただけあってキャスティングも演出も申し分ない
ただ、原作がそうだから仕方ないがメインとなるのは “ともだち” の正体は誰なのか？という部分だが大風呂敷を広げた割には終わってみたら大したオチじゃないし、正体が分かった上でもう一度観てみようという気持ちにもなりづらい
別に映画にリアリティを求めている訳じゃないがシリアスな話の場合「どういう理由でそうなるの？」という部分が多いと話が入ってこなかったりするので途中で眠くなる事が何度かあった
つまり三部作という長尺で丁寧に作ってある割には中身が薄っぺらく逆に長尺にしたから薄っぺらさが目立ってしまっている感じ
あと、この時の平愛梨は可愛さは衝撃的だし、T. Rexの「20th Century Boy」は名曲だとだけ言っておきたい
