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イコライザーのNAOYAのレビュー・感想・評価

イコライザー(2014年製作の映画)
4.0
昼はホームセンターで真面目に働くマッコール。ある夜、娼婦のアリーナと出会い、本に関する他愛のない会話を交わす内に、彼女がロシアン・マフィアに酷い仕打ちを受けていることを知る。彼女を助けるためマッコールは夜にもう一つの仕事を遂行する…


「イコライザー2」に向けて鑑賞。
気になっていた作品ですが、今回初めて観ました。
元○○の最強キャラがまた誕生しましたね!


主人公のマッコールを演じたのが、デンゼル・ワシントン。
個人的に好きな俳優の1人です。
演技が上手!それでいてアクション映画にも多数出演してくれている所が好感持てます。
今作でも彼の演技力が素晴らしい。
悪党どもに見せる表情や目付き、そしてあの几帳面な性格。
デンゼル・ワシントンだからこそ説得力のあるキャラだったと思います!

アリーナ役にクロエ・グレース・モレッツ。
セクシーな役も演じれるようになったのだなあと彼女の成長を感じました(笑)
主人公の戦い始めるキッカケになるので重要なキャラだと思いますが、出番はあまり多くない。
もっと出て欲しかったかも。


「96時間」や「ジョン・ウィック」などの元○○の最強キャラ系映画の中でも、丁寧なストーリー展開だと思いました。

主人公のマッコールについての説明的なシーンはほとんど無く、日常生活シーンで彼について分かっていき、裏の顔についても徐々に分かってきます。


アクションシーンに関しても面白い。

戦う前に周囲にある物や敵の様子を確認するマッコールの視界をスローモションで見せる演出が好きです。
このシーンでデンゼル・ワシントンが目をほんの少しだけ動かす演技も凄い。

また、銃はほとんど使わず周りにある物を使って悪党どもを倒します。
この能力が最大限に発揮されるのが終盤のホームセンターでの戦い!
工具などの使い方が凄まじい。銃で殺されるよりも痛そう。


そして、マッコールが強い!
怪我するシーンはあってもダメージはほとんど無く、苦戦なんて全くしません。

敵側のロシアンマフィアも悪い訳ではないんです。
序盤ではヤバイやつオーラが全開でしたし、中盤でのマッコールと初対面するシーンには、オオッ!とテンション上がりました。
ただ、ここからマッコールさん本領発揮するのでロシアンマフィアの存在感がどんどん薄くなっていきます(笑)
相手が悪過ぎましたね…。


終盤、水がしたたる中現れるマッコールはカッコ良かった!
そして、腕時計を自分も付けるようにしようかな〜なんて思いました(笑)
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