LAPDが実際に扱った事件をドラマ化し1951年から18年続いた人気シリーズ「ロス市警犯罪ファイル ドラグネット」のリメイク(というかオマージュ込めた翻案に近いらしい)。
ダン・エイクロイド、トム・ハンクスがバディを組んでカルト集団ペガンを追う。某カルト集団を連想させる描き方だった。
主演二人の軽妙な掛け合いと正反対な性格にもかかわらず絶妙なチームワークでカルトの深部に迫るだけでも面白いが、一段と目を引くのはカルトのトップを演じるクリストファー・プラマーの存在感。
普通にしてると素敵なイケオジなんだよ。かっこいいのね。
普段はある協会の大物として信頼されているので、真相を突き止めても周りは信じてくれない。
権力に屈する警察の中で、フライデーとペップはいかに悪の本性を暴くか。
捻りはないにしろ、悪玉のボスの暴走を止めないとLAが大変なことになるハラハラと笑いの普通に面白いクライムコメディだった。
