差別だらけの世界でもがいて生きる人たちへ
「チョコレートドーナツ」（原題 any day now）を鑑賞。とても素晴らしい映画を観ました。あらすじを簡単に言って仕舞えばゲイのカップルがダウン症の子供の監護権を勝ち取ろうとする話です。ダウン症のマルコは、最初は無口だけど徐々に徐々にルディと打ち解け合って口を開いていくようになります。ルディの働きかけも一生懸命でとてもグッとくるものがありました。ルディの歌もメッセージ性深く良かったです。俺はこの映画に本当に感動させられました。ただ、レビューでゲイのカップルがいけないという否定的な意見も見られました。うーん、たしかにその意見も分からなくはないです。世間の目は厳しいということ周知の事実。しかし、我々が見る目を変えなければいけないのでは？1人でも理解者が増えることが大事だと思います。LGBTの方など差別を受けやすい人たちが生きやすい世界を我々が提供するべきではないかと強く感じます。出会えてよかった一本です。
