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チョコレートドーナツのramooのレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
3.2
衝撃的な最後
1970年代末。今よりずっとLBGTに偏見があった時代
今ならありえない、と思うけど、当時は相手側弁護士や裁判官の意識が普通だったんだろうな

「融通をきかせる」難しさ
相手方弁護士や裁判官も意地悪をしたかったわけでなく、彼らが思う正義を枠組みの中で発揮したまで
枠組みがぐにゃぐにゃでも間違った結果になるかもしれないし

信念を曲げてでもうまく隠していれば悲劇は防げたかもしれないけど
それでは何も変わらない
こういう衝突や悲しみがたくさんあって、世の中が変わって行くのかと

原題の Any Day Now は作中にロディが歌っていたボブディランのカバーの歌詞から
Any day now, Any day now, I shall be released.
いつかきっと、自由になる
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