れんれん

ワン チャンスのれんれんのレビュー・感想・評価

ワン チャンス(2013年製作の映画)
3.0
事実に基づきます、という実話脚色もので、ポール・ポッツ氏は実在し、最初から携帯電話ショップの店員ではなく、市議などを経ているものの、テレビのタレント発掘番組からブレイクしたというのはホント。

レイトショーの司会で有名なジェームズ・コーデンがポール役。「ラ・ラ・ランド」のパロディ動画を思い出します。

とにかく、ウェブ上で知り合った妻が、パートナーの才能を信じて押し上げる様が嫌みなくスゴい!と思わせました。
父が象徴する鉄鋼の町のマッチョイズムは、きっとあったのでしょうね。とはいえ、全編、ポールの自信のなさを観る者が自分のそれと置き換え、一歩踏み出す彼の勇気を応援したくなる、素直な作りの映画だったと思います。
wiki情報では、ポールが好きだったのはパバロッティではなくカレーラスだったとか。
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