このレビューはネタバレを含みます
邦題にダマされて、ほっこりした映画だと思って観に行って裏切られ感。。
『ダブリンに帰ってきた時計職人。失業中、人生はつらいよ』じゃないの?
それにしても…暗くて、それでいてストーリーが予想通りに展開して退屈だった。(ラストのプールのシーンとか…)
スティーブンダルドリーみたいな希望ある展開が好きなんだよー(そして私はケンローチアレルギー)。
いい感じの劇伴がかえって、ストーリーを薄ら寒くしてた。泣かせようとしてんのかな、とか。
でも、
『魔術師マーリン』の主役やってた男の子(コリン・モーガン)の演技は良かった。
主人公に懐くジャンキー役。明るいイイ奴なのにはちょっと違和感あったけど。
ダブリンの寒々しい映像/風景は綺麗で好きです。海岸線のうつくしさ
パンフのデザインが可愛かったので、映画観る前に買ってて、終わってから読んだ。
監督のインタビューによると、主人公のフレッドはダブリンのホームレスの人達の総合体で、過去を特定出来ないように描いたんだそうです。時計職人かどうかもわからないじゃん!
こっちの勝手なイメージと製作者の思惑のあいだに色々食い違いがあったのね。
本来の作品の評価が出来なくて監督に申し訳ねっす。
原題は『Parked』