仄暗い洞窟のあるぱか

ダブリンの時計職人の仄暗い洞窟のあるぱかのネタバレレビュー・内容・結末

ダブリンの時計職人(2011年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

邦題にダマされて、ほっこりした映画だと思って観に行って裏切られ感。。

『ダブリンに帰ってきた時計職人。失業中、人生はつらいよ』じゃないの?

それにしても…暗くて、それでいてストーリーが予想通りに展開して退屈だった。(ラストのプールのシーンとか…)

スティーブンダルドリーみたいな希望ある展開が好きなんだよー(そして私はケンローチアレルギー)。

いい感じの劇伴がかえって、ストーリーを薄ら寒くしてた。泣かせようとしてんのかな、とか。

でも、
『魔術師マーリン』の主役やってた男の子(コリン・モーガン)の演技は良かった。
主人公に懐くジャンキー役。明るいイイ奴なのにはちょっと違和感あったけど。

ダブリンの寒々しい映像/風景は綺麗で好きです。海岸線のうつくしさ


パンフのデザインが可愛かったので、映画観る前に買ってて、終わってから読んだ。

監督のインタビューによると、主人公のフレッドはダブリンのホームレスの人達の総合体で、過去を特定出来ないように描いたんだそうです。時計職人かどうかもわからないじゃん!

こっちの勝手なイメージと製作者の思惑のあいだに色々食い違いがあったのね。

本来の作品の評価が出来なくて監督に申し訳ねっす。

原題は『Parked』