ダブリンの時計職人の作品情報・感想・評価

ダブリンの時計職人2011年製作の映画)

Parked

上映日:2014年03月29日

製作国:

上映時間:90分

3.5

「ダブリンの時計職人」に投稿された感想・評価

Chisato

Chisatoの感想・評価

3.9
動かなくなってしまったその時計の針を直そうと思って向き合っていた。時々見捨ててしまうこともあったけど。直しかけている途中でもう直すことができなくなってしまったその針は、最期誰を想ったのでしょう。
れぼこ

れぼこの感想・評価

3.8
ロンドンで職を失った元時計職人のフレッド。
故郷ダブリンに戻るも、仕事も住む場所も定まらず、凍てつく海沿いの駐車場で車中生活を送るようになった。

雰囲気はとても良い作品でした。
テーマは若干重く、不安な気持ちが見ているこちらに伝わってしまいそう。
終始暗い話というわけでもなく、そんな境遇の中での人との出会いから、様々な色合いを感じることができる作品となっています。

この映画のために監督はホームレスに取材を重ねて続けたそうです。
深刻な財政危機に喘ぐアイルランドの今を反映した作品。
世代は違えど崖っぷちの状況で暮らす男同士明るく過ごす姿が微笑ましい。最初のショットは何を意味するのか不安だが、それとは別の悲しくも暖かい展開も良い。カハル父とフレッドが語る所がグッときてうるうる。とてもよかった。
ゆい

ゆいの感想・評価

2.5
あんま覚えてないけどダブリンて書いてあるから見ずにはいられなかったやつ
ayumi

ayumiの感想・評価

3.3
原題”Parked”

ダブリンのふたりのホームレス、中年男性フレッドと少年カハルの物語

MAZDA 626とFIAT 500

過去、現在、再生

サスペンスタッチの劇伴がどうにもしっくりこなくて残念

外国の海岸線には公園とベンチがあるけど、日本にはないのが前から不思議

舗装されてない道をドライブするのは楽しい

楽しすぎてたまにやらかしてしまう

志賀高原ではスバルで土手に激突した、スコットランドではフォードで道を飛び出し斜面を転がり…横転した状態で止まって出火、爆発、全焼

助手席のドア重くて持ち上がらずサンルーフから逃げ出したけど、車体が違う形でひしゃげてたらサンルーフも開かないわけで、クルマと一緒に燃えててもおかしくなかった

人生キツイ時、一度死んでるからおまけの人生だと思うとやり過ごせたりもするけど、とはいっても…

再生か…
vanilla

vanillaの感想・評価

3.7
誰かと出会って変わった自分を好きになれたなら、その先がなんであれいい出会いなんだと思う
情けないおっさんに見えるけどちゃんと人生を積み重ねてきた重みがあってよかった。
きっと誰も来ないベンチなのに、隅っこに座ってしまうのはなんででしょう
注射は同情できん
わさび

わさびの感想・評価

4.5
良質な作品だった。

断っておくが、時計職人の物語ではない。
イギリスからアイルランドに帰って来た元・時計職人(それも数あった仕事のうちの一つ)が、住む場所がなくて車上生活を余儀なくされ、そこで知り合った同じホームレス仲間の青年と親交を深めていく話である。

真面目で几帳面なおじさん・フレッドと、ノリの軽いジャンキーだが何処かピュアな顔をした青年・カハル。一見全く接点のなさそうな二人が、ひょんな事から友達になり、意外と反りの合うところを見せていく描写がとても良かった。
演じていたコルム・ミーニイもコリン・モーガンも、役柄にぴたりと寄り添い、繊細な演技を見せてくれた。

静かで、派手さもなく、いっそ地味と言っても良い作品である。
が、アイルランド(に限った話ではなかろうが)の社会問題を垣間見られると共に、人生を生き抜く事の厳しさ、然しその中にある微かな光の美しさに、胸が熱くなる映画であった。

フレッドが直してあげた二つの時計。彼が止まっていた時間を進めてあげた、二つの時計。せめて一方の持ち主だけは、その時間を幸せに使っていってほしい。
6月

6月の感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

失業したものの、イギリスから渡航してきたために家がなく保険を受給できないフレドと、父親との諍いからドラッグにのめり込み同じ駐車場で車内泊する青年カハル、夫を亡くしてから愛する音楽にも身が入らないジュールス。カハルが動かしたフレドの時間、フレドがなおした2人の時計。

誰かに出会って、人の時間は動いてゆく、またそれが人の時間を動かしている、ほんのささいな揺れや輝きが、時間になっていく。そんな話。

出会いがもたらしたのは本当にちいさな変化、3人が出会う前からカハルは借金を抱えていていずれあの結末を迎えていたかもしれない。
眼を見張るような変化ではなくて、ちいさいけれど、見逃せないまたたきみたいなできごと。

けっしてすべてよい方向に向かうわけではないけど、うなずいて前を見つめようとおもえる。
カハルが死ぬ前に、美しい花火を見られてよかった。フレドが車を見上げる冒頭のシーンの眼差しも、飛び込んでプールの中で漏らした息も。
しずけさや眼差しや息遣いが印象的な映画。

良質な94分
DarcyAnam

DarcyAnamの感想・評価

3.7
悲しいじゃん。
フレッドとカハルの最後の会話があれなんてね。
二人とも救われて欲しかった。
miyu

miyuの感想・評価

3.2
邦題と内容に凄くギャップを感じた作品のひとつ。。。
真面目な時計職人のおっさんの話だと思って見始めたが、いや、いや…
想定外の話だった。。。
しかし、良作だと思います!

主人公のおっさんは車に住むホームレスだった。。。
ホームレスだが、結構、身なりを整えて、きっちり生活している。

そのおっさんの隣に麻薬中毒の若いオトコが来たところから、おっさんは少しずつ変わっといく…

ホームレスでありながら、恋をしたり、プールに入りに行ったり、車でドリフトしたり…
若いオトコ カールと知り合ってから、おっさんフレッドは、生き生きしてきます。。。
逆に カールの刹那的な生き方が、切ない。。。

アイルランドのグレーの海…
どんより重い空…
社会保障の問題も絡めて、生きていく大変さと、生きがいを持つことの大事さを感じる様な映画でした🎬
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