2018年２月27日
『インサイド・ヘッド』 2015年制作
監督、ピーター・ドクター。
他に『カールじいさんの空飛ぶ家』の監督作品がある。
人間の頭の中が舞台。
「喜び」「悲しみ」「怒り」「嫌悪」「恐れ」の5つの
「感情」が題材のアニメーション。
少女ライリー・アンダーソンは11歳。
頭の中には、
ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミが
存在し、頭の中の司令部でコントロールしている。
ライリーは父親の都合で、ミネソタからサンフランシスコへ
引っ越す。
楽しかった子供の頃の思い出や、友人との別れ、
そして新しい学校への戸惑い、慣れない家での生活など
不安定な感情を映し出していく。
学校への登校初日、ライリーの頭の中のヨロコビと
カナシミにトラブルがおきて、司令部は残りの3人で
コントロールをすることになるが、うまくいかない。
ライリーは楽しかったミネソタへ戻りたい感情を制御できず、
ミネソタへの家出をしようとするが…
人の感情をこのように表現すると、分かりやすく、楽しめ
ますね。
忘れていく思い出は「記憶のゴミ捨て場」に捨て去られ、
また「長期記憶の保管場所」もある。
カナシミも重要な働きをしているんだ！という話。
主人公のライリーだけでなく、パパの頭の中の司令部や
ママの頭の中の司令部まで映し出してコントロールをする
様子を見せてくれる。
ママの頭の中にはパパ以外の過去の男性の存在もあったり
する。
学校の先生の頭の中には、休暇が待ち遠しい様子あり。
…などなど、楽しい(^^♪
