ボンド永遠の宿敵「スペクター」が(権利や訴訟のゴタゴタを乗り越え)、44年ぶりについに復活！
ボンドとの意外過ぎる繋がりにマ、マジかっ！！ってなります。
今回IMAX初体験だったんですが、音質の精度と迫力に度肝を抜かれました。
建物の崩壊とか爆発とか、地響きが物凄いですね。
メキシコ、ローマ、オーストリア、タンジール、そしてロンドンと世界を飛び回る安定の良ロケーション。
冒頭「Day of the dead」の長回しシーンでもう釘付け。
空中アクションも自然と拳に力が入ります。
そして「来年のハロウィンはこれだ…！」と心に誓ったのでした。
サムスミスの美声と、美女とタコの絡みに北斎の春画を彷彿したオープニング。
イタリアの宝石ことモニカ・ベルッチはずっと歳をとらないなぁと思ってたけど、久々に観たらそこそこの美魔女になってました。
51歳でこの美貌は本当に魔女だと思います。
レア・セドゥはめちゃめちゃ良かったけど、どうしても「アデル、ブルーは熱い色」のティーンなイメージが拭えなくて、歳の離れすぎたクレイグとは若干不釣り合いな印象を受けちゃいました。(女優としては本当に完璧だったけど！)
それとジュディデンチの後任でどこか印象の薄い感じだった新Mも、今回は圧倒的存在感を発揮します。
スペクターは思ったほど凄みは無かったけど、猫や目元の傷の演出にニヤリです。
全体的に特に真新しいことは無かったことと、案外すんなり終わった感じで肩透かしを喰らった感は否めませんでしたが、とりあえずエンドロール後の「JAMES BOND WILL RETURN」を拝めて一安心。
今後もまだまだスペクターとの対峙があることを期待したいです。
あと個人的にずっとTOM FORDのサングラス欲しいなぁ～どうしようかなぁ～って思ってたけど、今回クレイグとレアがかけてたやつがあまりにもかっこよすぎたので、私もそのモデルを買おうと思います。ありがとうございます。
