あおや

マッドマックス 怒りのデス・ロードのあおやのレビュー・感想・評価

4.1
“MAD MAX”

映像がとにかく凄まじい。今まで観た映画の中でもダントツの迫力と臨場感。「北斗の拳」を彷彿とさせる作り込まれた世紀末世界観。サウンドもまた圧倒的な映像を引き立てていて息する間もなく見入ってしまう。ただマックスの子供であろう少女の回想だったり、ウォーボーイズやフュリオサ等の細かい物語の説明はなく、ストーリーとしては理解しきれない部分もちらほら。映像で語るということなのか。
武装集団のなかでスピーカーに囲まれながらギターぶちならしてるギター侍は本当に“MAD”すぎて大好きだ。そしてフィリオサと共に逃げ出した女達がまた美しく、無限砂漠の中においてオアシスのような際立ちぶりであり、見せ方としても素晴らしい。これは時間をあけてもう一度観ようと思う。
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