LALALANDも控えてますし、デミアン・チャゼル関連ということで見ました。
映画はこれぐらい堂々とウソをついてくれた方が面白いです。どう考えてもツッコミどころのある設定を音楽と合わせ、演出で乗り切っていく感じ、観客や主要人物しか知らない情報でサスペンスを作る感じ、ヒッチコックの「知りすぎていた男」さえ彷彿とさせる……とか言ったら褒めすぎですかね。褒めすぎか。
しかし正直、こんなにハマると思ってませんでした。デミアン・チャゼルの名前に惹かれて見たものの、正直監督次第だなーと思っていたので……ただ、スタイリッシュな画面でありつつ映るものが非常に良く計算されているように見えました。とあるマッチカットとか、ベタっちゃベタなんですが、効果的に使われていて、映画でああいう演出が出てくるとやっぱ無邪気に喜んでしまいます。
