ペレのこと、サッカーの人・凄い・とんねるず木梨、くらいの何も知らない状態で視聴。生まれ:ほぼスラム、父:元プロ、特技:ジンガ(伝統武術)、ストーリー:度々特技を封じられるけど開放したらチート級に強いって、ほぼ王道のジャンプだよね。そりゃ強いわ。
サッカーってスポーツマンシップとか他尊の気持ちみたいな武道的考えからかけ離れてると思う(から好きじゃない)んだけど、ここに出てきたヨーロッパ勢のやり口は正にそんな感じ。時代背景もあるけど相手チームへの差別とか、反則とられない体当たりとかね。ああいうのが世界トップレベルで行われてる競技って何なんだろうなと。でも見ていて楽しいから人気があってズルいなって。
その点、(この映画の)ブラジル勢はやられても我慢して実力で返すし、国を背負って連携してる・それを国中が応援してるっていう一体感は素晴らしい。だから勝つんだよっていうのは後付けの綺麗事過ぎるでしょうか。
あと身近な人の不慮の死って選手に甚大なるパワーを与えると前々から思っていて、自分もとある競技の全国大会とかに出る選手だけど、今の実力からさらに一抜けた実力が出せる人ってそういう人が多いんだよね。戦争とか震災とか事故とかで亡くなった人の分まで背負ってるというか。
ラストに向けてどんどんブラジル色が強くなって最後サンバ流れて国民がドンチャン騒ぎ、ペレが喋って終わり！ってこんなのブラジル国民じゃなくてもブラジル好きになっちゃうよ。でも20世紀最高のアスリートに選ばれるのってやっぱりサッカー、ズルいわ(羨)。
