ジャスティスって名前の新しいスーパーヒーローは最後まで出てこなかった。
このサブタイトルだと、バットマンとスーパーマンがケンカした勢いで岩か何かに命が吹き込まれてジャスティスって化け物が生まれたか、逆に仲良くなって授かったかのどちらかだと思うのが普通だろ。狂っているのは私か?世界か?
事前に聞いていたほど悪くはなかったが、やっぱ受け付けないわ、軽薄ベンアフと悪人顔カビルのケツ顎ブラザーズ。最後まで見られたのは、ガル姐さんのおかげ。メイクが今と違うのはご愛嬌。
たまたま、先に「ワンダーウーマン」と「フラッシュ」と「アクアマン」を見ていたから良かったものの、公開順に見てたら「一体何のことやら」「お前ら誰やねん」な世界観。特にフラッシュ、意味不明。
とはいえ、同時進行で制作していたのか、ガル姐さんの第一次世界大戦の写真なんかは合わせてあって、その辺りの仕掛けは胸アツ。そういう意味では、先に枝葉を見といて正解だった。
で、本題。
「スーパーヒーローが世界を救った時に巻き添え食ったエキストラ」っていう「本来そこツッコんじゃダメでしょ」な視点に切り込んだ点は大いに評価。案の定、論理が無限ループに入って返り討ちに遭われてましたけど。
おまけに、ロッキー・メソッド(要するにモンタージュ)で筋肉を鍛えて備えてはりましたけど、そういう努力で解消できる程度のレベチじゃないだろうに。で、結局、便利なクリプトナイト。
お母ちゃんの名前が一緒で我に返るとこは許してやれ。共通の話題が見つかって良かったじゃねーか。
あと、レックス・ルーサー、いじめられっ子の腹いせみたいなキャラにせんといたって。