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卍 まんじのmajiziのレビュー・感想・評価

卍 まんじ(1964年製作の映画)
3.5
谷崎潤一郎原作。

あらすじは、園子(岸田今日子)が美術学校で光子(若尾文子)と知り合い、恋愛関係となる。
それが園子の夫(船越英二)に知られて夫婦喧嘩に。
そうした中、光子の妊娠が判明して…という物語。

とんでもない展開や台詞に何度も笑ってしまった。

岸田今日子と船越パパさんの夫婦喧嘩はコントみたいで、言い合う内容もめちゃくちゃでひどい!

倒錯的な関係だけど、あんまりエロさは感じなかった。
若尾文子はみんなを魅了して確かに美しいんだけど、ヌードは吹き替えっぽいところもあったし、見せ方の問題?

「ねぇちゃん〜ねぇちゃん〜」って甘い声出して懇願しながら、騙す悪い女。

岸田今日子が「みっちゃん!みっちゃん!!」って必死な演技が狂ってた。

物語はある先生に岸田今日子が独白する形式だから、合間合間で見ているこっちは冷静にはなれる。

そしてなんでやねんの結末。
みんな頭おかしい。
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