ジャージー・ボーイズのやわらかのレビュー・感想・評価

結成・成長・成功・分裂と音楽グループモノ王道と言っていい展開だけど、テンポが良いのでダレずに最後まで観れる。

個人的には、50年代以前の「トラディショナル」な音楽から、ストーリーが進むにつれて慣れ親しんだ60年以降の「ポップミュージック」への移り変わりが感じられるところが好き。

映画全体で言うと、その時代その時代の演奏スタイルを再現してゆき、フィナーレで一気に現代の開放的なアレンジで締める。あー監督、この音楽好きなんだねっていう、なんか温かい気持ちになって家に帰った。