やわらかさんの映画レビュー・感想・評価

やわらか

やわらか

10年ぐらい映画全く観ていなかったのですが、ここ最近急に見始めました。にわか映画ファン。家で映画を観る習慣はないのでレビューは劇場での観賞です。

音楽も好きなので、歌とかバンドとか楽器とかをテーマにした作品については甘口だったり辛口だったりします。
 
同じ作品で自分と評価の違う人のレビューを読むのは、別の視点が分かるので楽しいです。ある意味同じ評価の人以上に。

50年後のボクたちは(2016年製作の映画)

3.7

ドイツの青春ロードムービー。もう思いっきりロード・ムービー。有無を言わさずロード・ムーヴィー。
 
なんか予告編とかポスター観る限り、明るい空の下気持ちいいストーリーが展開されるイメージだったんだけど
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

2.7

帰省やらなんやらで少し間が空いてしまい、映画観たい欲求が高まっていたので109シネマズの最終上映に滑り込み。
 
この手の映画、異常な状況をいかに現実的に見せるかがキモだと思うけど、そこが見事に失敗し
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タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

4.3

多民族国家マレーシアを舞台にした青春群像劇。複数の言語や宗教がモザイクのように組み合わさってできたマレーシア社会で、その摩擦により生まれた隣人との高い壁を音楽で包み込み溶かしていくようなお話。
 
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ギミー・デンジャー(2016年製作の映画)

4.0

だいたいどんな音楽でもポップな要素を追っかけて聴くタイプなので、パンクとかはかっての不倶戴天の敵のような存在。その元締めっぽいイメージのあったイギー・ポップは、これまで全く聴いてこなかった。
 
そん
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エル ELLE(2016年製作の映画)

3.8

久しぶりにダークに大人なおフランス映画。イザベル・ユペール演じる主人公を筆頭に登場人物がみんな狂っとる。ある意味ホラーよりもコワいわ。ぎょえー(´Д`)
 
でもここのところ、「ダンケルク」とか「新感
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.4

やー、IMAX!すごい映像!音!
 
・・・ごめんなさい。ホント感想それだけでした。
 
特に第2次大戦ものの戦争映画って評価難しいなー。ここのところ観たものだと、「戦争のはらわた」「ハイドリヒを撃て
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

自分的にはピンと来なかった。全くダメと言うわけではなくて、もっとうまくできることをやりきれてないんじゃないか?という意味で。
 
この映画、意味を明確にしていない部分や矛盾したシーンがあるので、はっき
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イップ・マン 葉問(2010年製作の映画)

4.0

三本連続視聴の第二作。一本目はアクション指導のみだったサモ・ハン・キンポーが出演し、イップマンのライバルであり、また、先輩でもある重要な役割を担っている。
 
この作品は、第一作の素材を上手く消化して
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イップ・マン 序章(2008年製作の映画)

3.9

早稲田松竹のドニーイェンの「イップマン」シリーズ3作一挙上映で。「イップ・マン 継承」はちょっと前に観たばかりだからどうしようかな?と思ったけど、1・2観て流れで観るとまた違った趣があって良かった。>>続きを読む

戦争のはらわた(1977年製作の映画)

3.9

今年に入ってから観た戦争映画で言うと「ハクソーリッジ」が該当するんだろうけど、戦争におけるバイオレンスを直接的に描くというタイプの作品の元祖のうちのひとつなのかな。
 
サム・ペキンパーについては、名
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草原に黄色い花を見つける(2015年製作の映画)

3.5

はじめてのベトナム映画、かな?先に遅い時間の「戦争のはらわた」を予約して、それまでの時間何を観るかーってことで選択。映画の日で1000円で観れたしね。
 
内容としてはノスタルジックな農村の風景の中で
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きみの声をとどけたい(2017年製作の映画)

4.0

予備知識なく観はじめたら、苦手な可愛い絵柄、わざとらしい台詞、ぎこちないイントロ(不法侵入とかカエルとか・・・)で、しかも音楽がストーリーに絡んできたから、斜に構えて否定する気満々に。けど、観ているう>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

3.6

むかしむかしの学生時代に、仲のいい友達がこの監督の名前をもじった名前のバンドを組んでいたので、「ジム・ジャームッシュ」の名前にはとても思い入れがある(名前に対してだけ)。実際の映画作品は一本も観たこと>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.2

ゾンビモノなんだけど、キアヌの「スピード」を思い出させるサービス過剰系なエンタメ。正味で2時間の映画だけど30分ぐらい長く感じた。たぶん、イントロがクドくないのと、欧州や単館邦画でありがちなじっと見つ>>続きを読む

さよなら銀河鉄道999 -アンドロメダ終着駅-(1981年製作の映画)

3.5

目黒シネマ「なつかし夏のアニメ祭り 銀河鉄道999」で、「銀河鉄道999」に続いて鑑賞。本作は昔々に劇場で観た筈だけど、もはや細かいところは覚えていないので新鮮に観れた。
 
第一作もそうだけど、劇場
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銀河鉄道999(1979年製作の映画)

3.8

目黒シネマ「なつかし夏のアニメ祭り 銀河鉄道999」で、「さよなら銀河鉄道999 -アンドロメダ終着駅-」で鑑賞。
 
自分は「さよなら~」は昔劇場で、本作もビデオか何かで何度か観ている筈だけど、テレ
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.5

公平に評価するならば、映像、演出、音楽、全ての面で今年一番カッコよかったと思う。
 
ちょこちょこ差し込まれる、ミュージカル的なシーンもステキな感じで。音楽の趣味が古いので「オッサン向け?」と思わない
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MIND GAME マインド・ゲーム(2004年製作の映画)

2.9

映像とかテンポ、音楽の挟み方、映画作品としてはすごく良かった。始めの「逃避行」パートに入る前は合わないかなー、と思ったけど、そこからの急展開で引き込まれた。
 
湯浅監督の最近の二作、「夜明け告げるル
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ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

3.8

一本の映画として高く評価するかと言われると、自分としてはそれほどでもない。正直に言えば前半部分はかなり眠気を感じた。予備知識なく観はじめて、タイトル(思い返せばこれはサイアク)から勝手にストーリーを予>>続きを読む

幼な子われらに生まれ(2017年製作の映画)

4.3

おそらく年間ベスト5に入る上質な邦画。男性と女性、大人と子供、妻と夫、立場で異なる家族との関係が「妊娠」をきっかけに揺れ動いて行く様を繊細に描く。
 
この映画、浅野忠信さん演じる主人公が、前妻に引き
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いつも心はジャイアント(2016年製作の映画)

2.9

外見と内面、両方に影響のある重い障害者を主人公として、生活の中で生まれる差別を描きつつ、より広い部分での人間の自己実現とかそこまでを描くというところかな。
 
ただ、このテーマに対して受け止めるレンジ
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夜明けの祈り(2016年製作の映画)

4.1

第二次世界大戦直後の1945年12月、ポーランドの修道院で起きたソ連兵による暴行事件。この映画は、その後に妊娠してしまった修道女たちと、彼女らを助けたフランス人女医の話。正直、このような事件を元にした>>続きを読む

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.7

DCの新シリーズ。2時間20分もあるんだけど、いくつかのパートに分かれる感じなのでそこまでは長く感じなかったかな。先日観たスパイダーマンと同じく、顔見せはジャスティス・リーグの方で済んでいるのね。残念>>続きを読む

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

昔の実写映画の方は観ていないので、単品のアニメ映画としての評価です。内容的にはシンプルな時間ループモノで、「セカイ系」などと大仰に呼ぶほどでもない感じ。80年代~90年代前半のOVAとかでありそうな。>>続きを読む

LUCK-KEY/ラッキー(2016年製作の映画)

4.1

邦画の「鍵泥棒のメソッド」を原案にした韓国映画。元になった作品は観たことないので比較はできないけど、単体の作品としてめっちゃおもろかった。
 
主演のユ・ヘジンさんの三枚目な見た目と能力のギャップが魅
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俺たち ポップスター(2016年製作の映画)

4.4

一言で言えば、コミカルなヒップホップで作ったスパイナル・タップ風フェイクミュージシャン映画。でも、とんでもなく豪華なゲスト出演陣と、彼らを徹底的にネタにした脚本、何より映画の監督・制作・脚本・主演/出>>続きを読む

アリーテ姫(2000年製作の映画)

4.3

新文芸坐の片渕須直特集オールナイトで。「この世界の片隅で」で監督を知り、「マイマイ新子~」は別の劇場観れたけど、この作品だけは観る機会がなくて待望の鑑賞。
 
最近2作と比較すると明らかに一世代前のフ
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スパイダーマン ホームカミング(2017年製作の映画)

4.2

今まで観たアメコミ系映画の中で1,2を争うぐらい良かった。
 
アメコミ映画って多かれ少なかれメタフィクション的な要素があると思うけどこれは特に顕著。全体の70%ぐらいでトム・ホランド演じる主人公の若
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ジャッキー ファーストレディ 最後の使命(2016年製作の映画)

2.8

うーん、なかなか評価難しいなー。

J・F・ケネディ夫人、ジャクリーン・ケネディの伝記映画。と言っても、彼女の生涯を描いたのではなくて、暗殺事件から数日間の彼女(と回想)を集中して描いている。
 
1
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デス・レース2000年(1975年製作の映画)

3.1

仕事が終わってシネマカリテの予約サイトにアクセスすると見慣れない作品名が。こんなの予告でやってたっけ?カリコレの中の一本?良く分からずも、キャストにスタローンの名前もあったのでとりあえず予約。
 
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ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走(2016年製作の映画)

4.1

この映画、上映前のマナーフィルムに採用されたり、テアトル系としては結構宣伝されてたのにほとんど話題になってなかった。Filmarksのスコアも低めだったから、スベった地味なコメディ作品かと思ってた。新>>続きを読む

少女ファニーと運命の旅(2016年製作の映画)

3.6

第2次大戦中、フランスに居たユダヤ人の少年少女が、ナチスによる迫害にあって逃亡を図るお話。
 
季節柄観る機会の多い戦争映画という枠で言えば、最近は「軍旗はためく下に」「ハクソー・リッジ」「硫黄島から
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傷物語Ⅲ 冷血篇(2017年製作の映画)

3.9

池袋シネマ・ロサで3部作連続上映にて。まとめて観たので全体の評価も含めてこの3本目で。
 
物語シリーズはテレビ含めて全く観てなくて、原作は何年か前に5冊ぐらい読んだ筈。この「傷物語」も観てるうちに、
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傷物語II 熱血篇(2016年製作の映画)

3.8

池袋シネマ・ロサで3部作連続上映にて。まとめて観たので全体の評価は3本目でするとして、軽く個別の印象を。
 
2本目はバトルモード。やっとエンジン掛かって来たなという感じ。ただ、吸血鬼狩りは3人とも割
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傷物語I 鉄血篇(2016年製作の映画)

3.5

池袋シネマ・ロサで3部作連続上映にて。まとめて観たので全体の評価は3本目でするとして、軽く個別の印象を。
 
物語シリーズはテレビ含めて全く観てなくて、原作は何年か前に5冊ぐらい読んだ筈。この「傷物語
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ダブルミンツ(2017年製作の映画)

3.9

休日の夜にもう一本、観ようか観まいか悩んだ末に来て観たこの作品。
  
初めて訪れた池袋シネマ・ロサに入るとたまたま凱旋公演のタイミングだったらしく、プレゼントのポスター(原作漫画のやつ)が貰えて、さ
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