やわらかさんの映画レビュー・感想・評価

やわらか

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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

3.5

正直思ったより来なかった。自分にとって思い入れのある作品の曲が少なかったからかな。

映画の音響・音楽が観客に与えるインパクトは時に映像以上に大きくて、というのは当たり前と言えば当たり前の話。

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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ユナイテッドシネマ浦和でIMAX 2Dで観賞


んー、これ、これ、これ、、、
 
この映画に何でこんなに人が入るのかな。監督とIMAXじゃなければもっと地味な映画だった気がする。自分的にはB級SFと
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ブリング・ミー・ホーム 尋ね人(2018年製作の映画)

3.4

かなり韓国映画ファンの自分だけどこれはかなりキツかった。面白くないというのではなくて「重い」って感じ。
 
「アシュラ」みたいなコリアノワールのバイオレンス系も好きなんだけどこれは子供が絡むからかなぁ
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.1

むーちゃくちゃ面白かった。
 
会話劇なんだけど、特に前半各キャラのいたたまれないようなやり取りで最高にニヤニヤしちゃう。無駄に音楽流さないのも良いところ。目次立樹さんの役が(ウザさが)効いてた。
 
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メイキング・オブ・モータウン(2019年製作の映画)

4.3

年に何度もない鳥肌の立つ映画。

涙ぐみました。嬉し涙だけどね。自分はモータウンの音楽に影響を受けたアーティストのファンだった世代だけど、あらためて自分の聴いてる音楽へのインパクトの大きさを感じた。
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.1

今敏監督の劇場版、昨年から順番に観てきて最後にこの作品を観ることになった。 
 
主人公の千葉とその分身パプリカに、粉川刑事やその他脇役といった複数のカメラを置いて、さらにそれを劇中で語らせることでス
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海の上のピアニスト 4Kデジタル修復版(1998年製作の映画)

-

キネマ旬報シアター 4Kデジタル修復版&イタリア完全版鑑賞・・・・したんだけど、スンマセン、、、ほぼ爆睡。朝一の「きっと、またあえる」で特に眠気来なかったので安心してたら2本目で撃沈。

トータルで3
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きっと、またあえる(2019年製作の映画)

3.7

タイトルに現れている通り、アーミル・カーンの「きっと、うまくいく」(3idiots)を引き継いだ売り方をされているのだけど、確かにこれはテーマとか描写の仕方とかセットで売りたくなるやろうな、っていう内>>続きを読む

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

4.0

キネマ旬報シアターで今敏特集をやるというので、これまで未見のこの作品と「パプリカ」(来週)目当てではるばる柏まで。(ホントは先週の「千年女優」も観に来るつもりだったけど寝過ごした。。。)

今敏作品は
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幸福路のチー(2017年製作の映画)

4.1

柏のキネマ旬報シアターで今敏特集があるというので、せっかくなので2,3本まとめて観ようとスケジュールをチェックしたら、前から気になってたこの台湾アニメ作品が同じ会場の一つ前の時間帯でやってたで喜んで訪>>続きを読む

はちどり(2018年製作の映画)

4.0

こないだの「悪人伝」とかのバイオレンスモノや歴史モノばかり見ていると特別な事件や異常な人間にフォーカスが当たって「普通の人や景色」が見えにくくなるけど、一方でこの作品や「未成年」のように人に静かに寄り>>続きを読む

海辺の映画館―キネマの玉手箱(2019年製作の映画)

2.0

TOHOシネマズシャンテの看板に書いてある山田洋次のコメントの言葉(「とにかくおもしろい」)を借りると、太平洋戦争以前の一時間半ぐらいはもう「とにかくおもしろくない」
 
何がやりたいのか分からないし
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ブルース・リー/死亡遊戯(1978年製作の映画)

2.5

はじめてのブルース・リー作品。前半ドラマシーンがかったるくて「なんじゃコレ?」って困惑。アクションもショボいし、古い映画だからかなーとか思ってたけど、
 
唯一、サモ・ハン・キンポーっぽい人が出てると
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機動警察パトレイバー THE MOVIE(1989年製作の映画)

3.7

前日にグランドシネマサンシャインの4DX価格(「2900円!」)にビビってしまい、代わりに観た『悪人伝』でたまったポイント割引であらためてパトレイバーリベンジ(それでも2200円もするけど、、、)
 
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悪人伝(2018年製作の映画)

4.0

面白かったーーーーーー!!!
 
マ・ドンソク作品では「新感染」以外では一番良かった!
 
いわゆる韓国ノワールに含まれる作品だと思うけど、「アシュラ」とかと比べると映像の感じとかは少しだけライトな感
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イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

3.8

美しいドニー・イップマンの物語もこれでおしまい。
 
前作に登場したシウロン(ブルース・リー)との関係をベースに舞台をサンフランシスコのチャイナタウンに設定。海兵隊の空手家相手に詠春拳を炸裂させる、と
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ダークナイト(2008年製作の映画)

3.9

なるほどこれが、マーベルとは違う「ヒーロー」のいる物語。ヒース・レジャーという「影」が存在することで、撮るべき価値のある昇華されたのね。

こういうヒーローの暗い葛藤ってむしろ映画よりもコミックとか
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劇場版 天元突破 グレンラガン 螺巌篇(2009年製作の映画)

4.1

新文芸坐×アニメスタイル セレクションで「紅蓮編」「螺巌編」2本連続で鑑賞。
 
元々四部構成のシリーズ作品を二本続けて観ることになったので盛り上がりの多さが半端なく、特に後半の「螺巌編」はクライマッ
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劇場版 天元突破 グレンラガン 紅蓮篇(2008年製作の映画)

3.9

新文芸坐×アニメスタイル セレクションで「紅蓮編」「螺巌編」2本連続で鑑賞。テレビシリーズを再編集と言うことで、性格的に家でアニメ観れない自分には大変ありがたい。

ストーリーの構造が複雑なロボットア
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パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

4.3

これは素晴らしい!今年観た作品では最高に好き。上映館も少ないしすぐ終わりそうだけど、ぜひ多くの人に観て欲しい!!!
 
「ヤングガン」のエミリオ・エステベスが製作・監督・主演をひとりでこなす。アレック
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.1

封切り時の劇場以来の観賞。今振り返るとまだまだ宮崎駿の若さ、青さみたいなのが感じられる。不思議と魔女宅とか紅の豚はそういう感じしないんだけど。

この青さというのは、カッコ悪いタイプのいやらしさ。少し
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

映画よく観る人は観ておいて損はないと思う。工夫というか、仕掛けだけでも十分以上に楽しめる。上映中はずっとみんな大笑いしてた。
  
その上で自分が好きかどうかで評価すると悩ましい。台詞も絵も普段見慣れ
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その手に触れるまで(2019年製作の映画)

3.8

過激なイスラム思想に染まるベルギーの若者アーメドのお話。周囲から差し出された手を頑なに振り払い俯き続ける表情が強く印象に残る。
 
人や動物に口づけられると「汚れた」と騒ぎ、礼拝前に病的なまでに口をす
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

3.8

もののけの後に映画リタイアしていたので今回がはじめての観賞。もののけは民俗学か何かの本で読んだモチーフがたくさん、て感じたけど、こちらは過去作(「カリ城」とか)から持ってきたシーンが出てきた印象。 >>続きを読む

いつくしみふかき(2019年製作の映画)

3.6

テアトル系らしい、ジャンルで説明できないけど、最後まで見終わって深い印象を残す邦画。
 
主演の渡辺いっけいさん、いつもは脇役としてお馴染みの俳優さんだけど、今作は父親役として強烈なキャラを演じている
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ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

3.7

コロナ明けはじめて映画を観る知人と共に。
 
ランボーシリーズはリアルタイムで見ていなくて、ロッキーと比べると哀愁というか、ギリギリ80年代なんだけど、70年代の香りが残ってる作品て印象だった。
 
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アイアンマン3(2013年製作の映画)

3.6

MCUシリーズ作品のうち、これまで見ていなかった4本のうちの一本。コロナ明けの名作リバイバル上映で劇場で観ることができた。
 
この作品はアヴェンジャーズも1作目が公開された後のタイミングけど、まだあ
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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.6

タイトル見たときは概念として水曜日がなくなるのかと思ったけどそういう、、、テレビ局がお金出す作品でこういうちょっとB級なテイストを感じるのって割と邦画では珍しいけど俺は好き。
 
曜日毎に人がって言う
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト(1968年製作の映画)

3.8

始まるまで昔の作品だと知らずに観賞。
 
今や巨匠ですらも許されないであろうものすごい「間」。男同士が見つめ合うシーンが多い。ねっとりしてる。あと、音楽も同じようにブレイクが度々入るので「ウッ」てなる
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21世紀の資本(2017年製作の映画)

3.7

二十世紀初頭からの現代を「資本」という切り口で振り返る本作。資本主義の観点での下部構造の話、とも言えるかな?
 
ただ、欧米史を中心にしてるので比較的単純な説明になり、特に最近のロシア・中国の位置付け
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.8

ウディ・アレン作品は何となくオシャレな雰囲気で食わず嫌いしてきたけど、唯一見た「アニー・ホール」もこれもどっちも楽しい。
 
ある意味SFというかファンタジーというか、筋だけだったらもっと詰まらない作
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.2

これは傑作!
 
時間の経過と一人一人のキャラクターの心の移り変わりをとても技巧的にかつ美しく表現している。劇場で気付かなかったけど、服装や映像の対比が細かいレイヤーで行われていたのね。

監督のグレ
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暗数殺人(2018年製作の映画)

3.6

実際に起きた事件を下書きにしてるそうで、どこまでが「実際」なのか気になる。エンドロールのメッセージみる限り概ね起こった事件をなぞってそうだけど。

頭が切れまくる犯人と、あくまで凡庸な刑事との対比が
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.0

大学の国文学系ゼミで後期の小説や評論作品を読んだりした経験から、これまで「崇高な」三島のイメージしか持てなかったので、生きて、話す地上の人としての三島がとても良かった。
 
映画の演出としてもそうであ
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未成年(2019年製作の映画)

4.1

映画解禁一本目は韓国作品。
 
家族のどろどろに振り回される子供たちがとても印象深く心に残る。父親のダメさ加減に目眩がするけどある意味リアルなんだろうな。
 
こういう痛い家族の物語は自分は親近感もあ
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テルアビブ・オン・ファイア(2018年製作の映画)

3.8

イスラエル制作の映画でパレスチナ問題を取り上げているけど、敢えてコメディタッチにすることで部外者の自分のような人間が想起してしまいがちな「紛争・悲惨・抵抗」のような絵面ではなく、「そこに居る人の実際の>>続きを読む

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