白鯨との闘いのmocmoのネタバレレビュー・内容・結末

　漂流もので基本的に予想を外さないストーリーだったけれど、経験不足で一人浮いてた親の七光り船長が最後に苦難を共にした本当の仲間って感じになって良かった。船長はクジラにやられたことは公表したけれど、くじ引きのことは隠していたのだろうか。
　途中の島に置いてきた仲間がマシューを除いて生き延びて一気にハッピーエンド感が強くなった。他にいっぱい死んだが……。『28日後…』『クワイエット・プレイス』でも思ったけれど、サバイバル環境におけるキリアン・マーフィの髭面は瞳の美しさが際立って良い。親友同士の別れのシーンは今までに見たキリアン・マーフィ出演作品の中でもいっとうお気に入りだ。
　石油の話でしめるのも時代の変化を感じさせて良かった。