マーティT800IMAX

ジャッジ 裁かれる判事のマーティT800IMAXのレビュー・感想・評価

ジャッジ 裁かれる判事(2014年製作の映画)
3.7
ちょっと、ちょっとちょっと💦

勝手に熱い法廷バトルものと思ってたら、
とんだ、父と息子の胸熱ハートウォーミング作品やないかーい(>人<;)💦

泣かしにくる胸熱作品なら、先に言うといてくださいw
ザ・たっちみたいなツッコミさせんといてくださいw


そういえば最近、父親と会ってへんなぁ。
元気してるかな?

離れて暮らす父親の事が脳裏に浮かんだ、ラストまで見応えたっぷりの、ヒューマンドラマでした(^^)‼️


アイアンスーツを纏わない、ロバート・ダウニー・Jr.。やっぱりカッコいい〜(๑˃̵ᴗ˂̵)




※以下ネタバレ※




シカゴの都会で暮らす、やり手弁護士ヘンリー。
母の葬儀のため、地元の田舎インディアナに里帰りをします。
タイヤショップを営む兄、知的障害の弟と久しぶりの再会。地元で42年間、判事をしている父とは長年仲違いをしていて気まずい関係です。

ある日、父の愛車のバンパーが壊れている事に気づくヘンリー達。
亡くなった被害者の血痕と、バンパーに付着している血痕が一致し、ひき逃げの容疑で連行される父ジョセフ。

父は犯人なのか?
真相は、、、、、。
という、大まかなストーリー(^^)


もちろん、法廷シーンは重要なんですけど今作のメインは法廷バトルものでも、犯人の真相は?といったサスペンスものではなく、親子の絆に焦点を当てています(*≧∀≦*)‼️


不器用な父親、反発していた息子。
長年ずーっと仲違いしていたけど、実は誰よりも深い愛情を持っていたパターン
(>人<;)

はい!これは、鉄板で胸熱のやつですw💦


裁判で、父のジョセフの弁護をする事になったヘンリー。
ひき逃げ事件で亡くなったのは、かつてジョセフが判決で軽い刑に処したクズ野郎でした。
なぜ、そんなクズ野郎に軽い刑にしたのかというと、かつてやんちゃだったヘンリーの姿と重ねてしまったからだと。


え?
あかんやんw💦
法廷中にそんな事言われたら、泣けるやん(>人<;)


兄や弟と違って、父にずーっと嫌われてたと思っていたヘンリーは、真実を知り涙します。

僕も涙します(>人<;)w


ジョセフが事件当日の記憶が曖昧な事が、裁判のポイントなんですけど、酒のせいでもなくなぜ記憶がないのかというと、
それは、末期ガンに対する化学療法の影響でした。

ジョセフは長年の判事のプライドから、隠していましたが、ヘンリーは裁判中に公にします。
裁判に勝つ為に。

しかし、四年の実刑を受け服役する事に。

恩赦で、7ヶ月後に釈放されたジョセフ。ヘンリーと湖面にボートに浮かべ、親子水入らずで釣りをしながら本音をポツリ。


〝最高の弁護士はお前だよ〟


ジ〜ン(๑˃̵ᴗ˂̵)💦💦

そんな事言わないでw
グッとくるじゃないか‼️

と、そのセリフも束の間、ヘンリーが振り返るとジョセフが息を引き取ります。


わぁ〜〜ん(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾


このタイミングで⁉️
ずるいです、その展開‼️


ラスト、ジョセフの葬儀後、裁判所の判事席を見つめ、ジョセフの最期に被っていた帽子を握りしめて、判事になる事を決意したヘンリー。

なんて、胸熱ラスト(*≧∀≦*)
グッときました‼️



幸いにも僕は、今作品の親子と違って父と2人で呑みに行くような関係なんですけど、自分の父親もいつまでも元気でいると思わず、久しぶりに顔でも見せに行こうかなって思いました♬


とても不器用な父親と息子の姿に、胸熱になる事間違い無いと思います。

オススメです〜(๑˃̵ᴗ˂̵)


脚本はニック・シェンクさん。
『グラン・トリノ』の脚本の人なのね。
なるほど。胸熱に納得w💕