Yukiko

リトルプリンス 星の王子さまと私のYukikoのレビュー・感想・評価

4.1
2021年10月29日
『リトルプリンス 星の王子さまと私』 2014年フランス制作
監督、マーク・オズボーン。
他の監督作品に『カンフー・パンダ』がある。

名門校の入学試験を受けようとする9歳の女の子。
母親と二人暮らし。
勉強漬けの毎日に、隣に住む老人の飛行機が、女の子の住む
家の壁を壊したことから、女の子と老人は出会う。
そして、老人から星の王子様の話を聞き、女の子はその話に
夢中になっていく。


「星の王子さま」の後日談を、9歳の女の子が語る話。

  心で見ないと本当のことは分からない。
  たいせつなものは目に見えない。

  心で見れば本当のことが分かる。
  心で見ればそばにいる。

なんか、染み入る言葉だ。

女の子の住む世界はCGで描かれ、星の王子さまがいる
世界はストップモーションアニメとのことだ。

CGの立体アニメで人物が描かれ、その滑らかな動作に
惚れ惚れする。
人物以外の室内の様子や家具など、緻密な絵画を観る
ようだ。

こういうアニメを観る年代じゃないかな、と思いつつ
観出したら意外や、面白い。

母の決めるスケジュールに、女の子は反発もせず、
こなそうとするが、次第に嘘をつくようになる。

母は母で娘に対して良かれと思って厳しくしていたが、
事件が起きて反省もする。
そして、ラスト、ほっこりあたたかくなる話だ。

母と娘、仲が良いのがいいね。

フランス映画だと知り驚いた。
ディズニー映画だとばっかり思っていた。


「状況が整った時に、最上階をお願いします。」
この言葉に笑った(^^♪
Yukiko

Yukiko